パパ活

僕は、フェミニストである。
常に女性のよき理解者であり、よき貢献者でありたい。
それで、パパ活を始めたのだ。
パパ活を始めれば、自分のお金が女性の為に効率的に使われると思ったからだった。
あれは、桜がまだ咲くか咲かないか、といった季節だったか。

とある出会い系サイトで、「パパ活をして女性の為に活動したいのです!こんな僕と仲良くしてくれる女性がいたら、まずはメールを下さい!!」と書き込みをしてみたのだ。
今、日本は不景気だし、そもそも女性が生きにくい社会であることもあり、この書き込みへの応募は殺到した。
正直、そのメールの山から限られた女性を選ぶことは容易いことではない・・・が、顔が見えない分、一体、どんな女性からのメールなのだろう、と思いを馳せることができるのは、非常に新鮮なことだった。
パパ活

パパ活を始めて間もない僕が選んだのは、みつ子さんという女性だ。
彼女はパパ活をしている男性を探し求めてきたが、エゴな男が多すぎて、続かなかったのだという。
コーヒーショップでその話を聞いて、僕は信じられない気持ちでいっぱいになった。
「女性が生きやすいように、サポートするのが男の役目。僕がみつ子さんのパパになったらそんな最悪な思いは決してさせませんよ!パパ活歴の長いみつ子さんには頭の下がる思いでいっぱいですが、頑張りますのでよろしくお願いします!!」と約束をした。

あの約束から数か月がたった今や、僕は土日にみつ子さんに会って、彼女のパパをしている。
女性の身だしなみに必要なグッズを揃えたり、というような些細なことではあるが、それでも、女性に貢献しているのは間違いないだろう。

僕に、パパ活の機会をくれたあの出会い系サイトには、感謝している。

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